遠隔心リハの実際 TeleRehab
Actual activity for remote cardiac rehabilitation: Tele Rehab
2023.10.24
遠隔心リハの実際 遠隔心リハアプリ「TeleRehab」の場合
※遠隔心リハは現在研究に参加していただくことで行っています。
患者さんが退院後に心臓リハビリを遠隔で始めるにあたって、十分なリスクの評価が必要です。これには循環器医師が外来で評価を行います。
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看護師から、心血管患者さんの生活指導を対面で行い、十分な理解が得られるかを評価します。
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管理栄養士から、栄養指導を対面で受けます。
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どれだけ運動できるか、どこまでの運動が安全かを正確に測定するために臨床検査技師が心肺機能検査を実施します。
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初回は実際にウェアラブルウォッチを装着した状態で有酸素運動をしながら、理学療法士の監視下で「TeleRehab」を操作してもらい、患者さん本人が操作できるかを確認します。
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看護師によるテレナーシングは、心臓リハビリ期間中、隔週で行い、患者さんの状態を確認します。期間中、不整脈など問題が生じれば、受診していただくように指導されます。ストレスについては公認心理師/臨床心理士から、就労支援についても社会福祉士から、遠隔でアドバイスを受けることもできます。
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心臓リハビリ期間終了時に、もう一度心肺機能検査を行い、循環器医師の外来でどれくらい運動能力が高くなったかを包括的に確認し、回復期の心臓リハビリを終了します。
遠隔心リハに参加した患者さんは回復期のあとの維持期も運動習慣が継続できるメリットがあります。
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