続けることで得られる心リハの効果
Cardiac rehab for maintenance phase
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維持期心臓リハビリについて
回復期の心臓リハビリが終わったあとは、心臓リハビリについて大体マスターできたはずです。そのまま運動をやめずに、維持期の心臓リハビリを続けていきましょう。人間は寝たきりになると1日1%の筋肉が失われると言われています。せっかく回復期の心臓リハビリで元気になった体が維持期で運動をやめることによって元通りになってしまうのは勿体ない話です。
維持期も心臓リハビリを続けることによって病気の再発予防や新たな病気になることを予防できるようになると言われています。運動は歩くこと、自転車をこぐことが基本ですが、維持期はもっと運動を楽しみましょう。ダンスもいいですし、体操やヨガもよいでしょう。運動を一緒にする仲間がいればもっと楽しくなるでしょう。維持期の心臓リハビリの場としては、地域の体育館や区民会館、民間スポーツジム、自分で近所の散歩を楽しむなどいろいろな形があります。
自費で維持期心臓リハビリのプログラムを提供している施設もありますが、心血管疾患が重症で体力が著しく低下している場合は保険での心臓リハビリの継続を認められることがあります。さらに最近は、病院と連携した在宅心臓リハビリを行う施設や病院から生活指導や運動指導が行われる遠隔心リハを行う施設もありますので、どれが自分にあっているか困った場合は、主治医に相談しましょう。
お問い合わせ先
- 公益財団法人 榊原記念財団 附属 榊原記念病院
- 電話番号 : 042(314)3111
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(祝日年末年始を除く)