心臓リハビリテーションに関わる
制度・資格について
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心臓リハビリテーションに関わる制度・資格
心臓リハビリテーションは循環器疾患の治療に加え運動療法や食事療法、薬剤調整、ストレスコントロール、社会サービスの利用など包括的な介入が必要となります。そのため多職種が協働して取り組み、かつ心臓リハビリテーションに関する知識を共有するため2000年に心臓リハビリテーション指導士制度が創設、2015年に上級指導士・認定医認定制度が発足されました。
心臓リハビリテーション指導士
心臓リハビリテーション指導士になるためには認定試験があり、下記の受験資格が必要です。
<受験資格>
- 心臓リハビリテーション学会の会員歴が2年以上あること
- 医師、看護師、理学療法士、臨床検査技師、管理栄養士、薬剤師、臨床工学士、臨床心理士、 作業療法士、健康運動指導士、公認心理師いずれか1つの資格を有すること
- 1年以上の心臓リハビリテーション実地経験または研修施設での受験資格認定証の交付を受けていること
- 心臓リハビリテーション学会認定講習会へ参加していること
- 10の症例報告があること
<資格更新>
認定期間は5年と定められ、合格後は資格保持のために5年間に50単位を取得することが必要であり、かつ認定期間内に最低1回心臓リハビリテーション学会学術集会への参加が必要です。
心臓リハビリテーション認定医・上級指導士
心臓リハビリテーション指導士の資格を持ち、一定以上の実績があるものに対して医師には認定医、医師以外の者には上級指導士が認定されます。認定期間は5年間と定められ、心臓リハビリテーション学会学術集会参加費が免除になります。
<受験資格>
- 心臓リハビリテーション指導士資格を1回以上更新していること
- 過去5年間に下記のいずれかに該当すること
(1)心臓リハビリテーション学会学術集会で筆頭者として研究発表を1回以上行い、かつ心臓リハビリテーション学会誌または査読のある学術誌に原著論文または総説論文(いずれも共著可)を1 編以上発表していること
(2)心臓リハビリテーション学会誌または査読のある学術誌に原著論文または総説論文を筆頭者として1編以上発表している、もしくは共著者として3編以上発表していること - 20の症例報告があること
<資格更新>
- 更新の申請時までに75単位を取得していること(心臓リハビリテーション学会学術集会への2回以上の参加、かつ指定した必須プログラムの参加を含む)
- 受験資格の2.(1)(2)及び注意事項と同内容
(心臓リハビリテーション指導士に関する詳細はhttps://www.jacr.jp/jacrreha/を参照ください)
お問い合わせ先
- 公益財団法人 榊原記念財団 附属 榊原記念病院
- 電話番号 : 042(314)3111
対応時間 : 月~金 10:00~16:00
(祝日年末年始を除く)