はじめよう、つづけよう 心臓リハビリテーション

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心臓リハビリテーション
啓発事業研究班

心血管疾患で退院後に心臓リハビリに参加される患者さんの割合は、ヨーロッパなどでは、参加が国民の義務として法律で強制されている国もある一方で、日本では著しく低いことが問題になっています。わが国では、急性期病院で心血管疾患を治療した後に外来で心臓リハビリを行い、再発予防をしつつ社会復帰するという発想が患者さんだけでなく、医療者にも十分ではないという問題もあります。


心臓リハビリの低い参加率の理由としては、心臓リハビリに参加することによって寿命が延びることを患者さんに十分な啓発が行われていないこともありますが、患者さん側の要因としては、心臓リハビリに通院する時間がないこと、通院には家族の手助けが必要で家族に迷惑をかけたくないこと、お金がないこと、頻回の通院で身体的負担がかかること、面倒であること、コロナ禍では集団の中で運動することは感染リスクが生じること、などが挙げられます。更に、医療者自身が心臓リハビリの必要性を十分に理解してないことがあること、急性期医療に従事する医療者は多忙であるために患者さんに心臓リハビリまで啓発している時間がないことなども挙げられます。


そのため本事業は、日本においても心臓リハビリに対して少しでも理解を深めていただけたらと、患者さんとその家族、医療従事者を対象に、長年心臓リハビリを行ってきた榊原記念病院の多職種チームでホームページを立ち上げました。

ホームページ作成班
公益財団法人榊原記念財団附属榊原記念病院
心臓リハビリテーション室長 中山敦子
コアメンバー
堀健太郎(理学療法士) 有光健(理学療法士) 石井典子(看護師) 寒川和美(看護師) 萬谷麻美(看護師) 吉田あずさ(公認心理士) 大野加代子(管理栄養士) 新保麻衣(医師) 瀬戸綾子(事務)
本事業は、Pfizer Global Medical Grants の助成を受けています。

お問い合わせ先

公益財団法人 榊原記念財団 附属 榊原記念病院
電話番号 : 042(314)3111
対応時間 : 月~金 10:00~16:00
(祝日年末年始を除く)